型番 TRCD-10166/TRCD-10166d
価格 ¥2,800+税
発売日 2014年6月25日
帰宅途中の電車の中で、ロックバンドの練習に行く恩師と偶然再会する。
教え子である貴女はキーボードが弾ける事がきっかけで
オジサマバンドに参加する事になるのだが…。
[本編ディスク]
1.プロローグ~再会は突然に~
2.芸名という名の辱め
3.地味ヘンドリックスin焼き鳥屋
4.ウエルカム・ウイングス
5.Eat It
6.若女将誕生
7.先生と手繋ぎデート
8.Pressure
9.Wait For My Girl
10.グッモーニン!
11.オジサマ
[Sweet Time Disc -framboisier-]
ダミーヘッドマイクで収録した各キャラクターとのショートストーリーと、メインキャストによるフリートークを収録
ベース担当
川田正義
声:土師孝也
ドラムス担当
浜中悟
声:古谷徹
ギター担当
竹田英明
声:矢尾一樹
内容 : 本編CD/Sweet Time Disc
型番 TRCDA-10166
TRCDA-10166d
価格 ¥2,800+税
発売日2014年6月25日
装釘 : ヤマシタコウジ描き下ろし三方背ケース
内容 : 本編CD/Sweet Time Disc
【連動購入特典その1】
・ミニ画集
ヤマシタコウジ描き下ろしイラストを含む、CDサイズのミニ画集
・収納BOX
10~12巻+ミニ画集を収納できる三方背特装ボックス
写真左から) 古谷徹さん・土師孝也さん・矢尾一樹さん
■川田正義役・土師孝也さん(以下 土師)
想像力を駆使するという意味で、とてもおもしろかったですね。自分が若い時、理想の女性を見つめているような想像をしながら収録してましたから(笑)。ほかのふたりもそんな感じだと思います。3人とも、(相手の女性の)イメージに対するブレがなかったので、わりとスムーズに話も運んでいけた気がしますね。そういった意味でも、とてもおもしろい収録でした。
■浜中悟役・古谷徹さん(以下 古谷)
長い声優人生の中で、こういう作品に出演できるのはほぼ初めてと言っていい体験で、とても楽しかったです。しかも、今回のお話はロックバンドが題材なのですが、僕も中学2年生の頃から実際にロックバンドでリードギターとボーカルを担当していたんですよ。実は、若い頃は声優よりもミュージシャンになりたくて。高校時代に、『巨人の星』の星飛雄馬役を演じながらも、その頃もバンドと平行して声優の仕事をしていたくらいで。この作品のお話しを頂いたときは、自分にピッタリだな、と思ってうれしかったですね。
■竹田英明役・矢尾一樹さん(以下 矢尾)
最近はどのスタジオに行っても周りが若い方が多いんですが、今回は俺がいちばん年下だったので、そういう意味では先輩の胸を借りて、のびのびとやらせて頂きました(笑)。めちゃくちゃ楽しかったです。
■土師
彼女が短いスカートを履いていて、膝小僧が見える見えない……ってやり取りがあるんですが、自分が実際にそんな格好を目の当たりにしたら叱っちゃうかな、と(笑)。あと、そういったシーンだと、どうしても声がエロくなっちゃうというか……。もちろん“声だけ”ですよ(笑)?仕事をするときは、恥ずかしいという気持ちは全部捨てなきゃいけないからね。だから、放っておけばどこまでも行っちゃうわけです。キワどい台詞も全然大丈夫です(笑)!
■古谷
おまけシナリオで、ドライブで日の出を見に行くシーンがあるんですが、自分もやったことがあるし、いろいろと思い出しました(笑)。僕の場合は、由比ヶ浜じゃなくて西伊豆でしたけどね。浜中みたいな台詞は言ってませんよ! ……でも、今度使おうかな(笑)。『オジサマ専科』を12作、全巻揃えたいくらいですよ。オジサマの恋のバイブルですもんね。
■矢尾
おかしかったのは、「ほっぺにチューしていいか?」って聞いて、「告白するまでの約束手形だから」っていうのが、すごい台詞だなと思って(笑)。なかなか言わないでしょ? そんなところが、若いフリしてても、考えかたがオジサマだなぁーって(笑)。
■土師
昔は、ギターが弾けないとモテないっていう迷信があってね(笑)。僕らの年代は、おそらく7割くらいはギターが多少弾けるんじゃないかな。いまみたいに、ゲームとか身近に遊べるものや夢中になれるものがなかったからね。ひとりで出来る余暇を楽しむもの、というとギターくらいだったかな。そんな感じで、ギターが弾ける何人かが集まってバンドを組んでいた、という流れで。中学校の同級生とかでバンドを組んで、質屋の息子の家の蔵をスタジオ代わりに使ったりとかね。すぐに解散しちゃったけど。大学生の頃の夏休みに、海の家みたいなところで歌をうたったりギターを弾いたりしたこともありましたね。
■古谷
中学2年生からギターとリードボーカルをやっていて、本当にギターが大好きだったんですよ。最初は『ローリング・ストーンズ』から入って、本編にも出て来ますけど『ジミー・ヘンドリックス』とか。彼も僕も左利きなので、ギターを弾くときにジミヘンと同じ形になるんですよ。ジミヘンが使っていたストラトキャスターというギターを模したものを持っていて、当時は左利き用のギターがなかったので、右利き用のギターの弦を逆に張ってスタイルも曲もコピーしてました。それから、エリック・クラプトンがいた『クリーム』というバンドやブルースに傾倒して、(カルロス)サンタナの鳴きのギターにやられて、高校生くらいの頃に今度はサンタナと同じギターとアンプを買って、彼とまったく同じ音を出すことが当時はうれしかったんですよ。そのギターは今でも書斎に飾ってありますし、たまに弾いたりしますよ。
■矢尾
ロックンロールっていうイメージを持たれるんですけど、学生時代はアコースティックギターを弾きながら、友だちと3人でフォークソングのバンドを組んだりしてましたからね。『かぐや姫』とか『グレープ』とかっていう世代なんでね。よく聴いてたし、コピーもしてましたから。いまも、普段から聞いているジャンルは様々ですし、それこそアイドルの曲を聞いて爽やかだな~と思ったり、『SEKAI NO OWARI』とかも、聴きながら面白い世界観で深いなぁと感心したりね。
■土師
楽しく収録させて頂いたので、皆さんにもきっと楽しんで頂けるかなと思います。こういった収録は、自分たちが楽しんでないと、聴いてくださる方たちも楽しくないと思うんですよ。そういった点では、今回の収録はよいチームワークで、とても楽しかったですから。
■古谷
実際にはいない彼女をイメージして喋らなくてはいけないところが難しくて、たいへんだなぁと思う反面、このお仕事を通じて久々に恋をしたかなと思います(笑)。そういった意味でも楽しいお仕事でした。ぜひ、このCDを聴いて僕に恋しちゃってください。
■矢尾
今回、我々が演じさせて頂いたのは、登場人物の動きとか自分なりのシチュエーションを設定して演じたものなので、それをどのように皆さんが感じてくれるのか楽しみですね。ドラマCDは聴く人によってイメージが違うと思うんですよ。「今、このキャラクターはどんな動きをしているのかな」と、いろいろ想像して頂いて、それぞれに楽しんでもらえるとうれしいですね。