型番 TRCD-10112
価格 ¥2,500+税
発売日 2012年03月14日
大企業の経営者・東郷匡彦、大物女優を手がけるファッションデザイナー・刈谷敦、皇室御用達の華道家・壬生之哉は暇つぶしの遊びとし て、誰があなたを一人前のレディに仕立てるか『賭け』を始める。
果たしてその『賭け』の結果とは…。
シリーズ第一弾は井上和彦、大川透、関俊彦ら豪華声優陣による恋の シンデレラストーリー
1. プロローグ
2. 出会い
3. レッスン
4. 特訓
5. ジェラシー
6. 告白
7. オジサマ
大企業の経営者
東郷匡彦
声:大川透
大物女優を手がける ファッションデザイナー
刈谷敦
声:関俊彦
皇室御用達の華道家
壬生之哉
声:井上和彦
型番 TRCD-10112
TRCD-10112d
価格 ¥2,800+税
発売日2012年03月14日
装丁:ヤマシタコウジ描き下ろし三方背ケース
内容:本編CD(通常版と同一) Sweet Time Disc -macaron-
ダミーヘッドマイクで収録した各キャラクターとのショートストーリーと、メインキ ャストによるフリートークを収録
ミニ画集
ヤマシタコウジ描き下ろしイラストを含む、CDサイズのミニ画集
収納BOX
1~3巻+ミニ画集を収納できる三方背特装ボックス
写真左から) 井上和彦さん・関俊彦さん・大川透さん
■刈谷敦役・関俊彦さん(以下 関)
いままでに出会ったことのないタイプのドラマCDでしたが、取り立てて頑張って若作りをする必要もなく、楽にできました。大先輩の和彦さんと大川さんが同じオジサマとしていてくれたので、たいへんやりやすかったです。
■壬生之哉役・井上和彦さん(以下 井上)
僕はずっと王子様と言われてましたけど、とうとうここまで来てオジサマになりました(笑)
演じるキャラクターが僕たちの等身大の年齢設定なので、そういう人たちが女性をマイレディにしていく流れは、演じていて男の夢でもあるのかなと思いました。聴く側も演じる側も楽しい作品になったと思います。
■東郷匡彦役・大川透(以下 大川)
本当に信頼の置ける方々とやらせて頂いて、滞りもなく収録はあっという間に終わりました。やっぱり大人どうしでお芝居をするって楽しいですね。
■関
刈谷は少し突き放すような発言をするツンデレ系的な人ですね。
でも、自分の手で彼女を自分好みに変身させて、彼女の魅力に気づいてだんだんと落ちていく。そこで見える彼のギャップを魅力的に思って頂けたらいいなと思います。
人を好きになってしまうことは、思わぬことでやってきて、ころっと変わってしまう。そんな目に見えないツボが中にあって、そこを彼女に押されたような感じなのでしょうね。
■井上
一見すると女性が多そうな華道ですが、大きなものを扱って体力をものすごく使ったり、手の皮が被れたりするという、すごくたいへんなことなんですよ。そんな中でも壬生は花と向き合って心で会話して、彼女を花にたとえるような純粋な人です。そのあたりの心のやさしさは意識して演じさせて頂きましたし、そこは彼の魅力だと思います。
■大川
東郷は、一流ホテルや一流レストランなど、いろいろ持っている大会社の社長さんです。 でもそれをあまり鼻にかけてないと言いますか、表に出さないようにしている気さくな性格の人ですね。そこが魅力的だと思います。
彼のキャラクターイラストは、じつは台本貰ったときに自分が思い描いていたものと違っていて、「え、こんなに渋い人なの!?」と驚きました(笑)
■井上
オジさんはおしゃれ心がない。
■関
そういうことですよね。でも若い女の子に聞いてみると「そうっすね、お金持ってるか持ってないかですね」と言ってましたよ(笑)。
■井上
軽自動車かベンツか、みたいな感じですよね。でも、軽自動車に乗っていても、かっこいい人はかっこいいんですよ。
■関
端的に言うとすれば、オジサマはロマンスグレー、オジさんは白髪かな。同じことですけど、和彦さんが言ったようなニュアンスの違いがそこに入っているのではないかと思います。
■井上
僕は、昨日台本を見て『花とおじさん』という歌を思い出しまして。 小さい花が、育ててくれたおじさんに恋をしちゃったという歌なんですけれど、その花が「私は短い命だからおじさん、どこか連れてって」と言うときに「オジサマ」と言っていなくて。でも、花が見てたおじさんは、きっとオジサマだったと思うんですよね。
■関
言いかたというのは、人によって持つ意味が変わってくるものですよね。
■井上
そういうふうに花に思われて、その気持ちがわかった瞬間に、きっとオジサマになるんだろうなと。なんつって!
■関
いまのコメントの上に座布団3枚の絵を書いといてください!(笑)
■大川
“オジサマ”は、相手のお話をよく聞いてお話ができる人ですね。 相手構わずとにかく自分の言いたいことを言う人が”オジさん”で、言いたいことも言わないで酒を飲んでるのが”おっさん”(笑) 誰かがそんなことおっしゃっていたのですが、僕もそんな気がするんですよ。 あとは、人を思いやれるという精神的な余裕みたいなものがないと、”オジサマ”にふさわしくなかろうかという気がします。自分中心に生きていくと大人な感じがしないですし、ちゃんとコミュニケーションを取れる人は立派な大人ですよね。それが、いわゆるオジサマだと思います。
■関
いままでによくあるパターンですと、いろんなタイプのかっこいい男性がリスナーに向けて語りかけてくれるものはたくさんありましたね。 それが今回はオジサマということで、切り口としても新鮮だと思います。まずは僕たちの第1弾を怖いもの見たさで聴いて頂いて、お気に召したら、第2弾、第3弾も聴いて頂ければと思います。
■井上
若くてかっこいい人もいいと思いますが、歳を重ねた分だけ、いろいろな経験をしていて、何かひと言喋るだけでも滲み出るものがあるオジサマ。”出汁”と書いて”ダシ”と読むように、味わい深いものが時間をかけて作った、おでんのようなものになっています。そんないろんな味を楽しんで頂けるとうれしいです。
■大川
オジサマでひとつの作品を作ると聞いたときは驚きましたが、それも時代なのかな。楽しみにしていてくださる方々がいらっしゃるかと思うと、「僕もまだまだやれるんだ!」と励みになります(笑) いっぱい楽しんで聞いてください!